國土 曜平

國土 曜平
國土 曜平脳神経内科(香川大学 2012年卒)

特色は豊富な症例数と柔軟なキャリア支援

香川大学脳神経内科の特色を挙げるとすると、まず、経験できる症例の豊富さが挙げられると思います。どの診療科でも専攻医の当面の目標として、専門医資格の取得がありますが、特に神経疾患は希少疾患が多いため、十分な症例を経験できるかが、キャリアを見据えた上での病院選択のポイントになってきます。香川県は神経内科専門医が34名(2020年)と比較的少ないのですが、その多くが香川大学医学部附属病院に在籍しているため、市中の一般内科外来で診断困難な患者さんが、パーキンソン病などのコモンな疾患から、自己免疫性脳炎など珍しい疾患まで幅広く大学に集まる傾向があります。私は2年前に、卒後7年目で神経内科専門医を取得しましたが、当院での研修プログラムで経験症例に困ることはまずないと思います(ちなみに、当院からの神経内科専門医受験者は、今までの所、全員一発で合格しています)。

また、もう一つ特色を挙げるとすれば、働き方やキャリア設計の自由度の幅が非常に大きいことです。脳神経内科は、急性期疾患から慢性期疾患まで専門性の高い疾患が多い科ですので、本人の年齢・体力、家庭、将来の希望など、個人個人のライフステージに合わせた働き方が可能です。そのような背景もあってか、当院の脳神経内科は、男性女性ともに入局者が増えており、また特に再受験・編入を経て医師になった先生も多く入局されています。キャリアプランとして、例えば、臨床経験を積んだのちに大学院へ入学し、その後国内外へ留学し、自分に何ができるか試してみたいという若さを生かした働き方を希望する人や、一方、再受験を経て研修医時点で40才近くすでに子供もいて、留学などよりも地域医療一本で、家庭状況に即した働き方を希望したい、という人もいて、それぞれ教授と相談をして、個人にあった働き方を案内してもらっています。

脳神経内科に興味があるという人は、どんな人でも大歓迎ですので、ぜひご連絡ください。